合成のようで合成じゃない。Tシャツの撮影

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今回はTシャツのイメージ撮影をします。

ロープにハンガーで吊り下げたTシャツを空の背景で撮影しますが、すべてスタジオでの撮影になります。

背景にプロジェクターで実際の空の写真を投影して撮影します。

それでは、早速始めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影準備

今回用意するものは

  1. プロジェクター
  2. 背景画像用PC
  3. 空の画像(スタジオビルの屋上で撮影)
  4. ロープ(パラコード3m)
  5. Tシャツ
  6. ハンガー

タオル、マグカップ、フック

  1. 薄葉紙(Tシャツの中に詰めて形を整える)
  2. スチーマー
  3. センチュリースタンド(プロジェクター用)
  4. オートポール2本(ロープ張り用)
  5. ストロボ2灯
  6. オパグリッド
  7. スタンド2本(ストロボ用)
  8. ウエイト2個
  9. 3✕6白レフ1枚
  10. 4✕8バウンスボード2組
  11. カメラ&カメラ周りのアイテム
    以上です

撮影セット図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このようなセットとなっています。

カメラ上にセットしたプロジェクターでスタジオの白壁に空の画像を投影します。

その手前2mほどの位置にロープを張り、ハンガー、Tシャツ、タオルなどをセッティングします。

Tシャツの後ろの空間はバウンスボードを立てて遮光し、投影画像がはっきり映る用に暗くします。

メインのライトはある程度広範囲に硬い光を当てつつ余計な光を周りに逃がしたくないのでオパグリッドライトを使って、左上からTシャツを狙います。

メインライトだけだとタオルやシャツのシャドウが強すぎるので、もう1灯のライトをカメラ後ろの白壁にバウンスします。

天井バウンスにしないのは投影している部分に光が周りずらくするためです。

Tシャツのシャドウを起こすための3✕6白レフを右に立てて、ライティングは完成です。

撮影した画像の色やコントラストを調整して画像が完成です。

(実際には横長の画像ですが、リール用の縦長画像にするため画像の上下に空の画像を伸ばしています。)

 

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