こんにちは!フォトグラファーの根本です。
今回は家電製品(ダイソンのドライヤー)をお題に俯瞰のイメージカットの撮影をご紹介していきたいと思います。
こちらはダイソンの新しいドライヤーですが、デザインがとても斬新です。色もとてもキレイでカラフルなのでそれに合わせたイメージを作りたいと思います。
まず背景は濃い目のパープルを使い、ドライヤーの色がより引き立つようにしながらカラフルな印象になるようにしています。
周りのドライフラワーもいくつかの種類を用意して賑やかな感じをだしていますが、色はあまり強く無いものを中心に配置しています。
それでは詳しく見ていきます。
撮影準備
今回用意したものは
- 天板 1枚
- 箱馬 4個
- 紫の背景紙(四六版)1枚
- フェイクフラワー(数種類)
- ディフューザー枠 2枚
- センチュリースタンド 2本
- エレンクリップ 2個
- スタンド 2本
- ストロボ 2灯
- アンブレラ 1本
です。
撮影セット図
撮影セットはこのようになっています。
使用ライトは全部で2灯です。
どちらもユポのディフューザー枠越しに光を当てています。
左からは直のライトで全体のトーンを作っており、メインのライトになります。
この直ライトを少し硬めに当てて、陰影が強く出るようにしています。
奥(上)からのライトは傘で、柔らかな光が被写体全体に当たるようにして、主にシャドウの暗さを補います。
カメラはほぼ真上からの俯瞰で、54mmで撮影しています。
商品に歪みがでないよう、なるべく長い焦点距離を使いたいところですが、そうすると俯瞰撮影ではかなり高い位置にカメラが来ます。
そのため、歪みのでない範囲で短めの焦点距離を選択しています。
撮影後はゴミ取り、トーンの調整、位置のズレの微調整などのレタッチをして完成です。
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